はじめに
Tektonのコンポーネントの一つであるTekton Dashboardについてざっくり解説し、簡単な使い方を紹介します。
Tektonそのものについては下記で解説しています。

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Tekton Dashboardとは
Tekton Dashboardとは、Tektonのコンポーネントの1つであり、Tekton PipelinesやTekton TriggersなどのTektonリソースをWebUI上で確認、実行などができます。
下記のようなことができます。
- PipelineRunやTaskRunのログ確認
- リソースの詳細確認
- ラベルでのフィルタリング
インストール
下記のコマンドでTekton Dashboardをインストールできます。
kubectl apply -f https://github.com/tektoncd/dashboard/releases/latest/download/tekton-dashboard-release.yaml
ローカルでのアクセス方法
ローカルではポートフォワードすることでアクセスできるようになります。
kubectl -n tekton-pipelines port-forward svc/tekton-dashboard 9097:9097
ブラウザからlocalhost:9097
でTekton Dashboardにアクセスできます。
使い方
簡単な使い方を紹介していきます。
左のメニューからTektonリソースを選択して、それぞれの詳細を確認できます。
PipelineRunのログ確認
PipelineRunのメニューから対象のPipelineRunを選択するとそのログなどが確認できます。
Pipelineに含まれるTaskとそれぞれのStepごとのログやパラメータなどが確認できます。
TaskRunのログ確認
PipelineRun同様、TaskRunも対象を選択するとログなどが確認できます。
PipelineRunの作成
PipelineRunを作成して、実行することもできます。
PipelineRunの「作成」をクリックすると、詳細を設定して作成できます。
まとめ
- Tekton DashboardはTektonリソースをGUIから確認できる