Typescriptでの関数の宣言方法
2023.07.19
2024.03.24
プログラミング
Typescript
はじめに
Typescriptでの関数宣言方法についてまとめてみます。
関数宣言
基本的には、引数には型を明示的に指定し、戻り値はTypescriptが型を推論してくれるので明示的に指定する必要はありません。(戻り値に明示的に指定することも可能です)
名前付き関数
名前付き関数の定義は下記の通りです。
1function 関数名(引数: 型) {
2 return 戻り値
3}
1function add(a: number, b: number) {
2 return a + b
3}
オブジェクトを引数にとるときは下記のようになります。
1function add({a, b}: {a: number, b: number}) {
2 return a + b
3}
また、戻り値を明示的に指定すると下記のようになります。
1function add(a: number, b: number): number {
2 return a + b
3}
関数式
関数式の定義は下記の通りです。
1const 関数名 = function(引数: 型) {
2 return 戻り値
3}
1const add = function(a: number, b: number) {
2 return a + b
3}
アロー関数式
アロー関数式の定義は下記の通りです。
1const 関数名 = (引数: 型) => {
2 return 戻り値
3}
1const add = (a: number, b: number) => {
2 return a + b
3}
アロー関数式の省略
関数内のコードが式1つだけの場合は、return
を省略できます。
1const 関数名 = (引数: 型) => 戻り値
1const add = (a: number, b: number) => a + b
パラメーター
関数のパラメーター(引数)に関しても、いくつか書き方があります。
オプションパラメーター
?
をつけることで、省略可能なパラメーターを指定できます。
1function add(a: number, b: number, c?: number) {
2 console.log(c)
3 return a + b
4}
デフォルトパラメーター
デフォルトの値を指定することで、省略可能かつ省略された場合のデフォルトの値を指定できます。
1function add(a: number, b: number, c = 0) {
2 return a + b
3}
レストパラメーター
下記のように...
をつけることで任意の数のパラメーターを受け付けることができるようになります。
1function sum(...numbers: number[]) {
2 return numbers.reduce((total, n) => total + n, 0)
3}
参考
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