Flask+uWSGI+NginxでWSGIを試してみる

2021.09.09
2024.03.24
Web
flasknginxuWSGI

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はじめに

WSGIについて理解するために、Flask+uWSGI+NginxでWebサーバを構築してみます。

WSGIとは

WSGI(Web Server Gateway Interface)とは、PythonのWebアプリケーションとWebサーバの標準インターフェースです。

PEP 3333 – Python Web Server Gateway Interface v1.0.1 | peps.python.org

PEP 3333 – Python Web Server Gateway Interface v1.0.1 | peps.python.org

This document specifies a proposed standard interface between web servers and Python web applications or frameworks, to promote web application portability across a variety of web servers.

WSGIに対応したWebフレームワークは以下のようなものがあります。

  • Flask
  • Django

WSGIに対応したアプリケーションは、WSGIサーバで動作することでWebサーバとやりとりできるようになります。

WSGIサーバには以下のようなものがあります。

  • uWSGI
  • gunicorn

WebサーバとWSGIサーバとアプリケーションは以下のようなイメージで処理されます。

環境準備

今回試す環境はVagrantで構築したUbuntuを利用します。

Vagrantについては下記で紹介しています。

【超入門】Vagrantで仮想マシンを動かす

【超入門】Vagrantで仮想マシンを動かす

はじめに Vagrantの入門として、<b>超基本的な使い方</b>の解説と実際に<b>Cent

まずはVagrantfileを用意します。

1Vagrant.configure("2") do |config|
2  config.vm.box = "bento/ubuntu-20.04"
3  config.vm.network "private_network", ip: "192.168.0.10"
4  config.vm.network "forwarded_port", guest: 8080, host: 8080
5end

Vagrantfileがあるディレクトリでvagrant upします。

1vagrant up

VMが起動したらsshします。

1vagrant ssh

NginxとuWSGIのインストール

次にNginxとuWSGIをインストールします。

1sudo apt update
2sudo apt install python3-pip
3sudo pip3 install uwsgi
4sudo apt install -y nginx

アプリ作成

Flaskのアプリケーション部分を実装します。

まずFlaskをインストールしておきます。

1pip3 install flask

ホームディレクトリにtestappディレクトリを作成して、app.pyを作成します。

1from flask import Flask
2
3app = Flask(__name__)
4
5@app.route('/')
6def index():
7    return '<h2>Hello Flask+uWSGI+Nginx</h2>'
8
9if __name__ == "__main__":
10    app.run(host='0.0.0.0')

以下のようになります。

1.
2└── testapp
3    └── app.py

uWSGIの起動

続いて、Flaskアプリを呼び出すwsgi.pyを作成します。

1from app import app
2
3if __name__ == '__main__':
4    app.run()

uWSGIの設定ファイルapp.iniを作成します。

1[uwsgi]
2module = wsgi:app
3master = true
4socket = /tmp/uwsgi.sock
5chmod-socket = 666
6wsgi-file = /home/vagrant/testapp/wsgi.py
7logto = /home/vagrant/testapp/uwsgi.log

uWSGIに必要なファイルが揃ったので、uWSGIをバックグランドで起動しておきます。

1uwsgi --ini app.ini &

ディレクトリは以下のようになります。

1.
2└── testapp
3    ├── app.ini
4    ├── app.py
5    └── wsgi.py

Nginxの起動

次にNginxの設定と起動をします。

/etc/nginx/sites-enabledmyapp.confというファイルを作成します。

1server {
2    listen 8080;
3    location / {
4        include uwsgi_params;
5        uwsgi_pass unix:///tmp/uwsgi.sock;
6    }
7}

設定ファイルが用意できたら、Nginxを起動します。

1sudo systemctl start nginx

ブラウザから確認

ブラウザからhttp://192.168.0.10:8080/にアクセスするとVM上のWebサーバにアクセスできます。

サービス起動

uWSGIをsystemdのサービスとして起動するように変更します。

まずは先ほどバックグラウンドで起動したuWSGIを終了します。

1killall -9 uwsgi

サービスのユニットファイルを/etc/systemd/system/myapp.serviceとして作成します。

1[Unit]
2Description=uWSGI instance for testapp
3After=syslog.target
4
5[Service]
6ExecStart=/usr/local/bin/uwsgi --ini /home/vagrant/testapp/app.ini
7WorkingDirectory=/home/vagrant/testapp
8
9User=vagrant
10Group=www-data
11RuntimeDirectory=uwsgi
12Restart=always
13KillSignal=SIGQUIT
14Type=notify
15StandardError=syslog
16NotifyAccess=all
17
18[Install]
19WantedBy=multi-user.target

下記でサービスを有効にします。

1sudo systemctl start myapp

先ほどと同じようにブラウザから確認できるようになっています。

参考

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Masa

都内のIT企業で働くエンジニア
自分が学んだことをブログでわかりやすく発信していきながらスキルアップを目指していきます!

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